ヒロセ通商の変わった使い方
かれこれ5年以上、主要FX業者さんのスワップポイントの比較をほぼ毎日やっています。定期的にスワップポイント比較としてまとめています。
ずっとまとめているとFX業者によってクセというか独自の特徴があることに気づきます。ヒロセ通商さんの特徴の一つは、「ユーロ円の買いスワップポイントが高いことが多い」というところです。この特徴を抑えておくと、為替変動リスクを気にせずできるスワップポイントサヤ取り(異業者両建)で両建てのチャンスをつかむのに役立ちます。
ユーロ円両建て利回り上昇中 ヒロセ通商とFXTF高速FX
2015年2月20日現在のヒロセ通商スワップポイント表です。1000通貨あたりのスワップポイントで薄赤色がユーロ円買いポジションでの1日あたりの金額になります。1000通貨で2円なので、1万通貨で20円ということになります。
現在、他社のユーロ円買いスワップポイントは5円以下が普通でマイナススワップポイントとなっているところも多くなっています。その中にあって+20円は断トツの高さです。理由はわかりませんが、この傾向は2014年の12月からずっと続いています。スワップポイントサヤ取りで利用価値大ですね。。
本日現在、ユーロ円でスワップポイントサヤ取りの最適組み合わせはこれです。
最新版は以下で更新中です
参考:スワップポイントサヤ取り(異業者両建) 主要4通貨最適組み合わせと運用成績
1万通貨両建てで毎日26円のスワップポイント差利益が発生します。TJFX!とFXTF高速FXのスワップポイントは毎日ちょこちょこと動いているのですが、大体25〜30円くらいの利益が狙える状況にあります。両ポジションでスワップポイントが受け取れる珍しい状況ですね。
ユーロ円でスワップポイント差が30円近くまで開くことは滅多ありません。でも、ユーロ円はどこの業者でも低スプレッドの通貨ペアなので、スワップポイントサヤ取りでも短期保有でも利益を出しやすいという特徴があります。スプレッドを埋めるための日数が1週間程度で済むからです。
南アフリカランド円のほうが高利回りを狙えるのですが、スプレッドを埋める日数が1〜2か月かかるのがつらいところです。ユーロ円は、スプレッドが「ヒロセ通商 0.8銭」「FXTF高速FX0.5銭」「GMO外貨 0.7銭」なので、両建てしても合計1.3〜1.5銭ととても狭くなっています。
30円のスワップ差が続けば5日分でスプレッド分は埋めらることになります。
あとは、両建てポジション保有で純粋に利益が増えていくのを楽しむだけです。どれくらいの期間、この好条件が続くかはわかりませんが、短期狙いでいくのも面白そうです。
尚、FXTF高速FX口座をこれから開設するのであれば、FXTFミラートレーダー口座かFXTF MT4口座の側から一緒に開設するほうがお得です。高速FXは口座開設キャンペーンがないのです。
ヒロセ通商のユーロ円のスワップが高い傾向が今後も続けば、今後もこのパターンで高利回りを狙える可能性はありそうです。
参考までにつけ加えると、ユーロ円スワップポイントはくりっく365とヒロセ通商の2口座で特に高いことが多い傾向にあります。ヒロセ通商がスワップポイントを下げだしたら、くりっく365もチェックしておくとおいしい思いもできるかもしれません。