人生の労苦は相場の連勝連敗の如し
先日、本を読んでいてこんな文章を目にしました。
幸福は連なってやってくる。不幸も連なってやってくる。
これ、相場運用とよく似ていますね。売りと買いの単純な勝率は50%なのに、なぜかその成績は偏ります。運や技術の問題もあるのですが、自動売買でも連勝と連敗は偏ってしまう。数学的には単純な確率の問題なのだと改めて感じます。
でも、そうはわかっていても人間心理ではそうはいかないですよね。
連勝が続けば幸福な気持ちになり、連敗が続けば不幸な気持ちになる。
連勝・連敗とどちらの気持ちを引きずっていても、相場運用がうまくいかなくなる。
数え切れぬ売買をしてきても、この気持ちは抜けないものですね。3連勝や3連敗くらいではなんとも思わなくなってきた気もするのですが、5連敗や5連勝となると今でもストレスやプレッシャーはかなりのものです。
相場運用は自分の心が最大の敵であり、戦い続けるのが宿命のようなものなのでしょうね。
今日も、最大の敵と戦ってまいります。
純ドルコスト平均法ルール改正
毎月積立形式でやっている純ドルコスト平均法の売買ルールを9月から変更します。
豪ドルスワップポイントが今後も低下する可能性もでてきたため、たとえスワップポイントが消滅しても運用が続けられる体制に変更します。
スワップポイントがなくなるのはまだまだ先だと思っていますが、それに頼らない運用スタイルは今から作っておくつもりです。
実際、この運用法も始めてからそろそろ1年が経過します。今後も、相場環境の変化に合わせて売買ルールも進化させていくことにしていきます。堅実性第一で続けてまいります。
この一年やってきて、大きな収穫もありました。
それは、「相場の波に乗るのにドルコスト平均法が有効に使えるかもしれない」ということです。今回の新ルールは、その辺を意識しています。
「うねり取り + ドルコスト平均法」
こんなイメージになります。
まずは、数ヶ月やってから詳細をメルマガ記事にまとめる予定です。
無理なく増やしていきましょうね。
昨日、豪ドルを買っています。資産倍増計画による新規ポジションです。今後もゆっくりじっくりと買い進んでまいります。
「お気楽FX 相場生活入門」 2013年8月13日 更新情報