マネー雑誌を読む視点 株をもっと買いたくなったら思い出す記事
今日興味深い記事を見つけました。
上がると思うんなら自分で買ってみろ: ローリスクFXで自分年金をつくるクマさんのFX講座
誰もが、こういう視点でマネー雑誌が読めるようになると相場で壊滅的な打撃を受ける人は大幅に減るでしょうね。こういう見方が出来るのは流石と思った次第です。
クマさんの記事を読みながら、昔を思い出していました。
これと似た時期は、私が株を始めたばかりの1980年代にもありました。当時は、「株はやって当然」といっても良いくらいの雰囲気があり、主婦・学生なども株を普通にやっていた気がします。バブルといわれていた時期で、熱狂的な時期が数年続きました。
私の大学は、地方にあったせいかそれほどでもないのですが、マネー雑誌には「学費は株で稼いでいる」的な体験談が良く出ていました。私もそれを目指していた一人です。現実は厳しく当時の私はバブルの時期にもかかわらず運用成績はマイナスでした。
今の熱狂は、まだまだ当時には及びません。
でも、だからといってまだまだ上がるとも言えない。相場の天底は誰にもわからないんですよね。
冷静さを維持できるか
相場の相場たるゆえんは意外性にある。
相場喜怒哀楽の中にある一文です。相場の流れにはある程度ついていくほうが儲かるのは事実です。でも、全体の方向性が一方向を示し始めたら要注意、相場は転換し始める。
そして、多くの投資家が同じセリフをはく。
あそこで、転換するとは想定外だ。
現在、株価はまだまだ上がりそうで、為替も円安傾向が続きそうな気はしています。
でも、マネー誌の状況をみる限り、そろそろ熱狂的な状況になりつつあるのかもしれないという気もしています。
私自身、長期保有の株はもう増やす気はありません。もしも「もっと株を買おう」なんて思ったら、今回のクマさんの記事などを思い出すべきだと思っています。
冷静に静かに、いつもの売買を続けていければ大損することはないんですけどねぇ。
どうしても興奮してしまうんですよねぇ・・・・反省。