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相場のプロと怖さをしらない人しかできない扇形戦法 FXポジション操作研究

 

扇形戦法と書くととってもかっこよく感じませんか?

 

昔の人が作ったこういう相場用語ってそのまま使いたいものが多いんですよね。だって、現代の相場用語に直すとなんか味気ないのです。扇形戦法もそのひとつです。この扇形戦法は、いずれEAで実現したいもののひとつでもあります。

 

扇形戦法とは

 

扇形戦法とは、現代でいうところの「利乗せポジション戦略」です。つまり、順張りでポジションをどんどん作っていきます。例えば、95円で豪ドル買いポジションを作ったとします。

 

  • 95円で1万豪ドル買い
  • 96円で1万豪ドル買い
  • 97円で2万豪ドル買い
  • 98円で2万豪ドル買い
  • 99円で2万豪ドル買い

 

こんな感じで、相場の流れに乗り出したらどんどんポジションを増やしていくやり方です。流れに乗れば利益は爆発的に増える反面、扇形戦法はとてもリスクの高い方法としても知られていて禁じ手としている方も多いです。

 

この扇形戦法を使うのは、大損の経験がなく相場の怖さをまだ知らない方か、本当に上手なプロのどちらかといっても良いかもしれません。

 

損が膨らんで頭がカーと熱くなったときに勝負をかけたときなど、結果として扇形戦法になっていたりします。これを戦略的に使いこなした相場師としては、湯島将軍と呼ばれた石崎政蔵などがいます。

 

私も扇形戦法のような買い方になることはたまにあります。でも、意識して扇形戦法にしたことは一度もありません。私レベルのトレーダーが使いこなせる戦法ではないと思っています。

 

だからこそ、自動売買EAで使ってみたいと思っています。

扇形戦法のEA化はできそう

扇形戦法の自動売買化自体はそれほど難しくないだろうと思っています。

 

  • ブレイクアウト系の指標でシグナル発生
  • 節目を越えるたびに買いポジション増加

 

ただ、このロジックで利益が出せるかどうかは微妙です。石崎政蔵は米相場で扇形戦法を使いました。

 

今の段階では、私の頭の中のアイデアのひとつとしてとっておくつもりです。

 

「お気楽FX 相場生活入門」 3月15日 更新情報

2013/03/15


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