DMM株と他の証券会社比較
DMMFXが始めた株式取引サービスDMM株、私は株式投資もするのでとても興味があります。株式手数料格安証券会社とその内容を比較してみました。
DMM株は本当にお得なのか?
DMM株は、4月4日に株式取引受注開始しています。各種キャンペーンもスタートしています。
でも、「そもそも手数料体系はどうなんだ?」という素朴な疑問がありますよね。
キャンペーンで手数料が2ヶ月無料でも、その後の手数料が高いのであればお得感は相殺されてしまいます。
ご存知の方も多いのですが、株式投資は、支店で担当者がつく店頭取引とインターネット上で全て完結するネット取引では手数料が全く違います。
今回比較した約定代金100万円くらいだと店頭取引では手数料1万円超というのは普通です。
DMM株は、インターネット上で全て完結するネット取引です。
ネット証券大手とネット系の中でも格安手数料の証券会社の手数料を比較したのが下記の表です。
口座名 |
手数料(税抜) |
---|---|
DMM株 |
340円 |
340円 |
|
GMOクリック証券 |
435円 |
SBI証券 |
487円 |
マネックス証券 |
1000・1500円 |
- 税抜き手数料で比較しています。
- 約定金額50万超100万円以下での手数料です。
- GMOクリック証券は、税込み470円表記なので1.08で割って算出した数字です。
- マネックス証券は、成行注文1000円・指値注文1500円という手数料制度です。
FXでもおなじみのが格安手数料で並んでいます。DMM株は、ポイント1%(1ポイント=1円相)がつくことを考慮すれば、その分だけちょっとDMM株が有利という感じになっています。
こう並べると、マネックス証券が異常に高いように感じるでしょうが、そうでもありません。
店頭取引では、この10倍くらいの手数料がとられるからです。
まあ、店頭取引には店頭取引なりの良さがあります。
ネット証券大手のSBI証券やマネックス証券に比べると、相当安い手数料です。この安さは、約定代金が違ってもほぼ同様です。大体大手ネット証券の3割引きくらいの手数料水準となっています。
サービス開始したばかりということもあり、貸株サービスなどはまだ取り扱っていません。
それでも、取引量の多いユーザーにとっては、メリットの多い内容です。
今後の希望としては、マネーパートナーズのように株券をFXの代用有価証券にできるサービスを始めて頂きたいです。FXから証券会社に参入しているのですから私のように「FX中心」のユーザーが多いはずですのでかなりの支持を集められるだろうと思います。
DMM株で現在口座開設すると、更に3つのメリットがあります。
- 手数料2ヶ月無料
- 制度信用取引金利7月末まで1.9%(通常2.1%)
- DMM株ポイント1%付与
上2つは期間限定です。DMM株ポイントは、今後もずっと継続するサービスのようです。
この1%のポイントもうれしいです。DMMFXはFXでもポイントがつくのですが、使っていると結構貯まるんですよね。
制度信用取引金利は、他社では大体2.8%くらいですので0.9%くらいお得な水準です。キャンペーン終了後も2.1%ですから、信用取引利用者にとっては利用検討の価値大です。
いずれにせよ、DMM株の今後の発展が楽しみです。