証拠金MAX方式 両建て派必須知識
南アフリカランド円がほどほどに戻してきたのでちょっと売りポジションを建てておきました。調度良い機会なので、今回の売りポジションは証拠金ゼロでやっています。証拠金MAX方式を活用しただけの簡単なやり方ですので方法をご紹介します。使っているのは、くりっく365口座です。
証拠金MAX方式のお蔭で証拠金節約
現在のくりっく365口座画面です。南アフリカランド円買いポジションが10枚=100万通貨分あり、売りポジションが2枚=20万通貨となっているのが確認できるかと思います。
100万通貨の買いポジションは、スワップポイントサヤ取り(異業者両建)による両建てポジションの買いポジション部分です。他社口座にて100万通貨の売りポジションがあり、毎日利益を増やしているポジションでもあります。
この買いポジションに、「そろそろ南アフリカランド円売りかな」という裁量判断を元に20万通貨の南アフリカランド円売りポジションを追加して両建てにしたというのがこの画像です。
くりっく365は、両建てポジションを作った場合にかぶる部分の証拠金は共有できるというルールがあります。これは証拠金MAX方式とも呼ばれています。ちなみに、トライオートFX口座も同じ方式を採用しています。
このルールを使うと、今回の20万通貨の南アフリカランド円売りポジションは買いポジションの証拠金を流用する形になるため証拠金ゼロでポジションを作れる形になります。
つまり、追加した20万通貨の南アフリカランド円売りポジションで必要となる証拠金はゼロ円です。既に100万通貨の南アフリカランド円買いポジションがある場合、証拠金MAX方式採用のFX口座では、こういった証拠金節約ができてしまうということです。
こう書いてしまえば「なあんだ、知っているよ」という方が多いと思います。
でも、両建て派にはこういう使い方は利用価値があります。証拠金の節約ができますし、利益を得る機会も増やせるからです。無論、むやみにポジションを増やすようなことをするのは厳禁です。
今回の南アフリカランド円売りポジションは、短期勝負で単純に買い戻しをして利益を得るつもりでいるので、この証拠金MAX方式を利用してポジションを作ったということです。
ちなみに、くりっく365にはもう一つの特殊機能である「建玉整理」という方法もあります。これは、両建てポジションが同じ口座内にあるときに、一気にポジションを消滅させるというものです。
これもかなり有益な制度です。
通常の両建てポジションは、買いポジション・売りポジションそれぞれを決済する必要があり、スプレッドなどが2倍負担となります。ところが、くりっく365は一気に消滅させるためスプレッド負担は通常売買と同じです。
建玉整理は、スプレッドの広目の南アフリカランド円などでは特に効果を発揮します。今回の売買で、建玉整理を利用するつもりはないのですが、安定したポジション操作のために覚えて損はない方法です
証拠金MAX方式採用のFX口座はいくつかありますが、建玉整理はくりっく365口座だけの制度です。