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FX利益確定 2000pips狙いで問題ない理由と根拠 1億円ためてみよう第19回

純ドルコスト平均法の個別ポジションの利益確定ルールについてまとめました。今回は個別ポジションの決済ルールです。一見非常識な利益確定幅に感じるかもしれませんが意外に該当するものです。純ドルコスト平均法の楽しみの一つでもあります。

個別ポジション利益確定 2000pips狙いで良い理由

私の利益確定ルール3回目です。前回は全体ポジションの利益確定ルールでした。今回は、個別ポジションの利益確定ルールです。

 

「個別ポジション買値より20円以上上昇したら利益確定」

 

全体のポジション決済ルールは、買い平均値よりも15円以上上昇でした。個別ポジションはこれよりも基準を厳しくしています。

 

 

20円って2000pips上昇ってことだろ! いくらなんでも厳しいんじゃないの?


 

こう感じる方も多いかもしれません。でも、年に1回くらい決済があればいいかなという感じで作ってあるのでこれで問題はありません。ドルコスト平均法は、大底を自然に拾いやすい運用法だからこの基準で決済できるのです。このルールは、「2000pipsルール」として説明を続けていきます。

大底をひろい易いドルコスト平均法

大底拾いやすいということについて少し補足させていただきます。

 

純ドルコスト平均法は、毎月決められた日に買いポジションを作っていきます。高い月も安い月もポジションを作成します。高い月には少量のポジションで安い月には多目のポジションをつくって買い平均値を下げていきます。こういうやり方なので、基本的にどなたでも実践していくことができます。どなたにでも出来て、しかも利益も一緒に享受できるという点がドルコスト平均法の優れた点でもあります。

 

説明するまでもないかもしれませんが、裁量トレードで大底を狙ってポジションを作るのは至難の技です。

 

大きく下げた局面では「まだまだ下がりそうだ」と感じるのが普通であるため、「もうちょっと下げたら買おう」と考えてしまいます。そして少し上がり始めたときには「次に下げたら買おう」と考えます。

 

でも、「次」はなくそのまま上昇が始まってしまうことになります。FXを数年やったかたであれば、誰もがこういう展開の経験が一度はあるはずです。プロでも、相場観を重視して大底でポジションを作るのは難しいというのが実情なのです。

 

でも、ドルコスト平均法は相場観は持ちません。

 

「まだ下がる」と思っても「次の下げで買おう」と考える必要もありません。月によっては「まだ買いたくないなぁ」と感じることもあるでしょうが、そういうときでも基本的にポジションをつくっていきます。

 

後から見れば、こうやって作ったポジションが大底だったということになります。

 

これら大底で作った買いポジションは偶然の産物にすぎないのですが、毎月買い続けていくので毎回のように大底圏でポジションを相当数保有できることにもなります。

 

逆に、天井圏でもポジションを作るのですが純ドルコスト平均法の性質上ポジションは少量で済みます。実際、公開口座でも2013年の豪ドル円大底圏で買いポジションを作成できています。

 

 

これらの安値圏の買いポジションを決済するのを想定したのが今回の2000pipsルールです。

2000pipsルールの根拠

この2000pipsルールは、豪ドル円の一波が大体15円以上であることを基準にして作ってあります。一時的な高値であれば大底圏から2000pips上昇なんてこともそれほど珍しくはありません。

 

こういう時には、一旦利益確定しておけるようにしました。

 

スワップポイントだけで1億円を目指していくのにはちょっと無理があります。高値で決済して安値で買い直すことを繰り返す事で資金増加ペースは加速していきます。

 

でも、利益確定の値幅も重要です。薄利での決済が中心だと逆効果になってしまうからです。短期売買的な要素を取り入れると技術が必要となるので、こういう気楽な運用が出来なくなり、リスクも高まります。

 

「誰にでも1億円作れる運用法」

 

これらの事情と、純ドルコスト平均法をこういう位置づけで育てていくという趣旨に合わせてこの2000pipsルールを作っています。2014年12月現在一番安値のポジションは87円台のものです。

 

2000pipsルール該当は107円なのでで、今回はダメかもしれません。でも、次の上昇の波のときには該当する可能性があります。緩やかでもよいので程よいところで利益確定をしながら資金を増やしていければと思っております。

 

2000pipsルールは大底圏でしっかりと買いポジションを仕込み、天井圏で売り逃げていくのをイメージしたものです。これくらいの値幅の決済はとても気持ちが良くスッキリします。定期的にこのルールに該当する決済があるはずなので、それでモチベーション維持の効果も狙っています。

1億円ためてみよう 目次

 

純ドルコスト運用法の運用ルール及び成績は以下のページにてまとめてあります。

 

SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況

2014/12/01


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