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純ドルコスト平均法 利益確定のタイミング

3つの利益確定ルールについて補足させて頂きました。

3つの利益確定ルール

利益確定ルールは以下の基準で行っています。

 

  • 買い平均値より10円以上上昇したら新規買いポジション一時停止
  • 全体の買い平均値より15円以上上昇したら利益確定検討
  • 個別ポジション買値より20円以上上昇したら利益確定検討

 

この設定をした理由について補足させていただきます。

 

3つのルールについての補足

 

この3つの利益確定ルールについて復習をかねて補足させて頂きます。まず、買い平均値よりも10円以上上昇する時期が来たら新規買いポジションは一時停止します。

 

この理由は、利益確定の準備というだけではありません。天井圏警戒の意味もあります。買い平均値から10円以上上昇した時期というのは、そろそろ目先の天井が近い可能性が高いからです。

 

豪ドル円の変動が、「小規模」であるのか「中規模」であるのか、はたまた「大規模」であるのかは後になってからでないとわかりません。

 

好事例が数か月前の豪ドル円の値動きです。あの時、豪ドル円が大きく下げたときに大暴落に身構えた方も多かったと思います。私もその一人でした。でも、結局はあの辺が今年の大底となっています。先日のようなケースは、過去にもよく起きています。

 

この辺を考慮して、買い平均値から10円上昇というのは警戒始めるのに調度良いということでこのルールを設定しました。

 

ちなみに、新規買いポジション停止としても積立自体は続けていきます。

 

この積立金は、そこが天井圏で下げに転換したときにはしっかりと買っていけるための準備資金としての意味もあります。

 

天井圏警戒の心配が杞憂に終わり、そこから更に上昇したら本格的に利益確定に入ります。

 

2つの利益確定ルール

 

利益確定ルールは2種類あります。

 

一つ目は、買い平均値より単純に15円以上上昇したときです。例えば、2015年12月時点の買い平均値は91.5556円です。ここから15円上昇ですのでこのまま急上昇したとすれば106.5556円が利益確定ラインとなります。

 

このルールに該当したときは、基本的に全ポジションを決済します。

 

今のところここまで豪ドル円が上昇する力はないようです。それでも、勢いがつけばあり得ない水準ではありません。来年に期待しています。

 

もう一つは「個別ポジション買値より20円以上上昇」というル−ルです。

 

買いポジション全体で15円という基準を満たさなくても個別ポジションで20円以上上昇していれば、そのポジションは決済しても良いことにしています。

 

これには、2つの理由があります。

 

  • 資金を回転させる。
  • 目先天井と感じるときには一部ポジション決済を可能にする。

 

当たり前のことですが、為替相場は私たちの思惑通りには動いてはくれません。積立を始めた時期や毎月の判断次第では、買い平均値が想定以上に高くなったままということもあり得ます。

 

買い平均値が高いままだと、一つ目の15円上昇というルールにいつまでも該当せずに利益決済ができず運用資金が回転しなくなることにもなります。

 

運用資金が回転しなくてもスワップポイントは受け取れるのですが、上げ下げに合わせて少しポジション操作ができると利益も増やしやすくなります。

 

この辺に配慮したのが2つ目の売買ルールです。

 

今のところ利益確定ラインはほぼ同じ

 

以上の目論見で作った2つの利益確定ルールですが、現状のところあまり関係ない状況となっています。これは、ここまでの毎月の買いポジション作成一覧をみていただくとわかります。

 

参考:個別ポジション一覧

 

この中で一番低い買い値は、2015年10月の84.0445円です。

 

先ほどの2つ目のルールに該当して個別ポジションを利益確定するのに該当するのは20円高の104.0445円となります。一つ目の利益確定ルール該当は106円くらいでしたので、それほど差がありません。

 

豪ドル円の値動きがここ数年鈍かったのが原因です。

 

ここ数年の豪ドル円は小規模の変動が中心でした。ただ、この辺は今後豪ドル円の変動が中規模あるいは大規模となってくると違ってきます。小規模の波に慣れて売買ルール変更をすると中規模・大規模の波のときには苦労することになります。

 

なので、ここはルール変更はせずに気長にいくつもりでおります。

ドルコスト平均法2015 目次

 

この連載は、SBIFXトレードを使用した純ドルコスト平均法実践のためのコツやルール改良点などをまとめたものです。このドルコスト平均法運用の概要や運用状況は下記にてまとめてあります。

 

SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況

2015/12/19


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