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利益確定後の再投下資金 売買ルール

利益確定した後の資金は新規ポジション作成用として再投資されます。この再投資の資金でどれだけのリスクを取るかで運用資金の増え方が大きく違ってきます。とはいえ、欲張りは破滅の元です。今回の売買ルールは、その際に無茶をしないためのものです。

再投下資金の売買ルール

1回利益確定した後の売買ルールは、以下のようにしています。

 

  • 利益確定後の再投下資金は最大レバレッジ2倍以内とする
  • 3年目以降レバレッジが2倍を大きく超えているときは上記規定に縛られずに下げるのは可

 

毎月積立をして作成したポジションは利益が乗ってきたら決済をすることになります。その売却で得た利益は、更に再投資する資金となり資産を増やしていきます。

 

その際には、「レバレッジ2倍」に固定してポジション作成をすることにしています。毎月の積立時にやっているようにレバレッジを1〜4倍で調整してやるべきという意見もあるかもしれません。

 

でも、そうしてしまうと管理が大変になります。そして、失敗の原因にもなりかねません。

 

例えば、利益決済後の資金で高レバレッジで勝負をかけた時などです。こういう勝負的なことは売買ルールでは禁止してはいますが、暴騰相場の雰囲気にのまれるとルール破りをして勝負したくなるものです。

 

当然のことながら、そういう勝負をした後に大きく下落するようなことがあれば、非常に苦しむことにもなります。そして、このケースでは毎月の積立金ではあまり軽減できないことだって考えられます。

 

毎月の積立金は10万円くらいなのに、利益確定後の資金は数百万円以上になることもあるからです。

 

これだけ資金差があると、下落期に新規積立金で買い平均値を下げようとしても効果が限定されてしまいます。

 

「私はそんなマネはしない」

 

こう反論する方もいるかもしれません。でも、人間ってそんなに強くはできていないんですよね。

 

この運用法で利益確定をする時期というのは豪ドル円が大きく上昇してまだまだ上がると強気になりやすい時でもあります。実際、利益確定をした後に更に上がることもよくあります。

 

そうなると「ここは勝負時」とばかりに高レバレッジで新規買いポジションを作ってしまうこともやりかねないのです。

 

そんな事態を防ぐために「再投下資金はレバレッジ2倍」としています。現在の豪ドル円のように冷静に値動きを見れるときには、こういう心配は要りません。

 

でも、「相場は魔物」なんです。全体が盛り上がってきて「今買わずにいつ買うの?」なんて状態がいずれ訪れます。これは、そんな時に暴走を防ぐための売買ルールでもあります。

居心地のよいレバレッジ1倍台

将来的にですが、「再投下資金はレバレッジ2倍」というルールはもう少し下げるかもしれません。これは、私自身が「放ったらかし口座はレバレッジ1倍台だとストレスがほとんどない」という心理的な理由からです。

 

現在の純ドルコスト平均法口座の平均レバレッジは、1.7倍弱です。

 

ここ数ヶ月ずっと感じていたのですが、この水準は私にとってとても居心地が良いようなのです。居心地の良さというのは長く続けていくうえでは大切な要素ですので、もう少し続けながらこの辺は検討するつもりでおります。

買いポジション平均レバレッジが大きく上昇したときの対応

再投資がレバレッジ2倍ということで、その後の相場の状況次第では、ポジション全体のレバレッジが大きく上がってしまう可能性もあります。そういう時のために売買ルールはこうしています。

 

「2倍を大きく超えているときは上記規定に縛られずに下げるのは可」

 

売買ルール厳守といっても、レバレッジが既に高くなっているのに更に高くしてリスクを高めてしまう必要はありません。純ドルコスト平均法は、買いポジションを数年保有することもある長期投資前提の運用法です。

 

豪ドル円であれば放置系運用ではどんなに高くなってもレバレッジ2倍前半に抑えておくのが無難です。安全性維持のため、売買ルールはしっかりと守っていきます。。

ドルコスト平均法2015 目次

 

この連載は、SBIFXトレードを使用した純ドルコスト平均法実践のためのコツやルール改良点などをまとめたものです。このドルコスト平均法運用の概要や運用状況は下記にてまとめてあります。

 

SBIFXトレードを使ったドルコスト平均法運用状況

2015/12/09


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