ギリシャ危機と純ドルコスト平均法

SBIFXトレード 2015年7月 1

2015年7月のFX積立を本日行いました。

 

口座入金してから成行注文を出すのですが、SBIFXトレードでは有利に約定するとこのニコちゃんマークの画面が出てきます。

 

この画面がでると、運が良い気分になり、ちょっと幸せを感じてしまいます(笑)。

 

為替相場はユーロ中心に大荒れなのですが、豪ドル円は静かなものです。豪ドル円も大きく動いている気がするのですが、積立時の約定値をみてみると前月も今月もほぼ同じ値となっています。

 

とはいえ、7月はギリシャ危機の動き次第ではかなり強烈な変動が予想されます。豪ドル円が大きく下げるような展開もあります。その辺を想定して、現在ポジションの暴落余力をチェックしてみました。暴落余力というのは、どれくらいの暴落に耐えられるかの目安のことです。

動乱に備えて暴落余力チェック

現在の合計ポジション

ポジション

買い平均値;

積立総額;

利益+スワップ

運用資金合計

含損益考慮

49,409豪ドル

93.0113円

2,615,000円

262,704円

2,877,704円

2,951,625円

  • 2015年7月1日現在(豪ドル円値94.5400円)で計算
  • 開始時期:2012年10月末
  • 積立総額はこれまでの毎月の純粋な入金額合計です。
  • 利益+スワップは、これまでの確定利益+未決済ポジションでのスワップポイント合計額です。
  • 運用資金合計は積立総額+確定利益+スワップの合計数字です。

 

まずは、現在の保有ポジションのレバレッジを確認してみましょう。レバレッジは、総約定代金÷運用資金合計で計算できます。

 

  • 総約定代金:93.0113円×49,409豪ドル=4,595,595円
  • 総約定代金÷運用資金合計=4,595,595円 ÷ 2,877,704円 = 約1.60倍

 

そして、強制ロスカットされる可能性がでてくる豪ドル円水準である暴落余力も確認しておきます。

 

  • 現ポジション最低必要証拠金:4,595,595÷25倍=183,823円
  • 暴落余力:(2,877,704円ー183,823円)÷49,409豪ドル=約54.52円

 

大雑把ですが、現在ポジションの買い平均値93.0113円から約54.52円下げるまでの暴落余力があるということになります。93.0113円ー54.52円ですので、豪ドル円38.4913円まで大丈夫ということですね。

 

これだけ暴落余力があれば、少々の暴落は気にせずに済みます。

 

そして、暴落時でも買い続けることもできます。

 

この買い続けられるということがとっても重要です。

 

暴落時に買い続けるには、ちょっとした勇気が必要です。その勇気の支えになってくれるのが「大きな暴落余力」の裏付けです。豪ドル円38円までは強制ロスカットはされないという「大きな暴落余力」の裏付けがあれば、豪ドル円70円や80円くらいまで落ちても勇気を出して買うことが出来ます。これが60円くらいまでいくと強制ロスカットの可能性がでてくるとすると、70円台で買うのは心理的にちょっと難しくなるからです。

 

純ドルコスト平均法は、豪ドル円が高いときには買い数量を大幅に減らし余力を大きくしていく仕組みになっています。そして、大きな下落・暴落相場の到来のときにはそれまで貯めておいた余力を開放して、安値を丁寧に拾いながら買い平均値を下げていきます。この丁寧に拾った買いポジションがいずれくる上昇相場の時に大きな果実となってくれます。

 

ギリシャ情勢次第では、豪ドル円も大きな影響を受けることになりそうです。久々の全面円高相場が到来する可能性もあります。純ドルコスト平均法の買い平均値を下げていける好機になれば来月以降大きく買っていくつもりでおります。

 

純ドルコスト平均法 運用資産推移と売買ルール

 

2015/07/01


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