不幸な20年を利益に変えていくドルコスト平均法
ドルコスト平均法によるFX積立を始めてから早2年半が経過しました。運用資金は300万円に近づいてきて着実に増加しています。最近読み直している本の中にこんな言葉がありました。
人生を仮に60年とすると、60年間すべて幸せという人も、逆に60年間全く鳴かず飛ばすという人もいない。
たいていは、幸せな時期が20年、不幸な時期が20年、どちらかに転ぶ可能性もある20年がある。
この20年を幸せのほうに引き寄せて、幸福な40年と厳しい20年、という割合で生涯を終えることが望ましい。
将棋棋士の米長邦雄著「不運のすすめ」のなかの文章です。長期投資前提のドルコスト平均法はを続けて大きな資産形成をしていくことで、「この20年を幸せのほうに引き寄せて、幸福な40年」とするための資金的基礎が作れるのではないかという気がします。
じっくりと続けてしっかりと増やしていきましょう。
不幸な時期を利益に変えて1億作る
現在のSBIFXトレード口座状況です。保有ポジションは、47,299豪ドルです。買い平均値は92.9330円ですので、ここから豪ドル円一段安があっても慌てることはありません。スワップポイントも148,020円貯まってきていています。これにより、スワップポイントが貯まることで大きな下落でも影響が軽微になるクッション効果も大きくなってきています。
スワップポイントのクッション効果 計算
148,020円 ÷ 47,299 = 3.12円
92.9330円から3.12円下げても投資元金は割らないということになります。投資元金自体にこれまでの利益が組み入れられているので、実際には更に余裕があります。こういう余裕のある状況で、利益を伸ばしているのが今の状況です。
ドルコスト平均法は長期運用前提のやり方ですので、長い年月の間にはいろいろなことがあります。現在のように好環境が続くとばかりは限りません。いずれ、不運な時期も到来することになると思っています。例えば、豪ドル円が大きく暴落する時期です。
でも、この不運な時期こそ「大きく資産を増やすチャンス」でもあります。
SBIFXトレードでやっている純ドルコスト平均法積立は、大暴落時期が到来したときを想定して売買ルールを作っています。仮に豪ドル円が40円台となってもFX積立を続けていけるように想定しています。
今の時期に大暴落時期到来を想定するのは、考えすぎかもしれません。
このFX積立は長い年月をかけて誰にでも億の資産を作ってもらおうという趣旨でやっています。それを実現するためには、考えすぎといわれるくらいの安全策をしっかりと作っておく必要があります。これが「不運な時期を利益に変えていく」ための要諦だと思っています。
純ドルコスト平均法を続けていくうれで、重要な事項の一つが「1通貨売買ができるSBIFXトレード制度が存続すること」です。この制度を存続させるためにも、しっかりと宣伝させていただきます(笑)。