スワップ金利縮小時代への対応

スワップ金利縮小時代への対応

少ないポジションで多額のスワップ金利を受取れる時代は、もう終わりかもしれません。この運用法はそれを先取りする形で対応していくつもりです。ここでは、今後の豪ドルを中心としたスワップ金利の今後の2014年以降の見通しについてまとめていあmす。

その2 豪ドル円スワップ金利情勢の変化

連載4回その1 再投資のレバレッジリスクの続きです。ここ1年で、豪ドル円スワップ金利に関する大きな変化が2点ありました。

 

  • 豪ドルスワップ金利低下
  • 日本のデフレ時代が終わる可能性

 

月数回の頻度で更新し続けているスワップ金利推移は以下のようになっています。

 

参考:スワップ金利比較2013年

 

11月後半くらいから少し、回復しつつあるのですが豪ドルスワップ金利はまだまだ低水準です。純ドルコスト平均法を考えた頃は、1万豪ドル円で90〜100円くらいあったものが現在は50〜70円水準をいったりきたりしています。

 

純ドルコスト平均法では、豪ドル買いポジションを持つことで日々スワップ金利が発生してレバレッジを下げていく効果も考慮していました。

 

参考:レバレッジ下げるスワップポイント効果一覧表

 

現状のスワップ金利水準は、この効果を大幅に下げることになります。豪経済の状況からはしばらく金利引き上げがない可能性もできています。

 

一方、日本はデフレから抜け出る可能性が高くなっています。

 

まだ先のことですが、デフレから抜け出るとすると次に検討開始する金融政策は決まっています。

 

「金融引き締め又は金利引き上げ」

 

好景気でデフレ脱却を示す状況となれば、数年封印されてきたこれらの政策が解除される時期が着実に近づいています。低金利のままインフレ加速させるという選択は通常ありません。インフレは、加速させると手がつけられなくなります。制御していくのに有効な策の一つは金利引き上げです。今、米国で金融緩和の出口議論がされていますが、日本でも早ければ来年後半くらいから出口議論が少しづつ始まる気がします。

 

実際に金利引き上げを開始するのは数年先かもしれませんが、案外早いかもしれません。

 

もしも、日本の金利上昇が現実味を帯びてくれば豪ドル円のスワップ金利にも大きな影響がでます。

 

  • 日本:デフレ脱却確定以後は金利上昇気味となる可能性あり
  • 豪:そのころ金利上昇再開できるかどうかは微妙

 

この2国の状況は、来年以降のスワップ金利に影響を与えます。スワップ金利は、ご存知のとおり「2国間の金利差」を中心として決まります。ここ10年間は、日本の金利がほぼゼロだったので、単純に豪金利だけを考えていても問題はありませんでした。

 

でも、日本が金利引き上げをするとなるとこの前提が崩れます。

 

  • 豪金利2.5%
  • 日本金利 0%
  • 2国間金利差 2.5%

 

この状況であれば、スワップ金利は年2.5%相当が期待できます。でも、日本が金利を1%に引上げれば以下のようになります。

 

  • 豪金利2.5%
  • 日本金利 1%
  • 2国間金利差 1.5%

 

スワップ金利は、1.5%相当しか期待できなくなります。日本の金利が豪を上回るところまで上昇するのは今のところ想定する必要はないと思いますが、スワップ金利はそれほど増えないという前提で考えていく必要があると思っています。

 

前回の「再投資のレバレッジリスク」とこの「豪ドル円スワップ金利情勢の変化」に対応する形でルール変更を行っています。

純ドルコスト平均法2014年 目次

2013/12/17 09:34:17
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