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外国株CFDの特徴  CFD取引入門第17回

個別株を売買できるのが外国株CFDです。1株単位で手数料無料でできるのでいろんな使い方ができます。その特徴についてまとめました。

外国株CFDも魅力的

外国株CFD

CFD取引では、紹介しておきたい分野がもう一つあります。それはこれです。

 

「外国株CFD」

 

AmazonとかGoogleなどの米国個別株を売買できるCFD取引です。現在米国株と中国株があります。新聞紙上でもよく名前の出てくる企業がそろっています。中国株であれば「アリババ」や「テンセント」「チャイナモバイル」なども売買ができます。

 

しかも、信用取引を使わずとも「売り」からも「買い」からも入れます。これらの株も1株単位で売買できて手数料無料です。スプレッドも狭く、必要となる最低証拠金は1000円という銘柄も多数あります。

 

私は米国株をドルコスト平均法を使って買い続けているのですが、短期売買であればCFD取引を使う方がコスト負担が少なくて済むのです。ちなみに、銘柄によっては100円でもできものもあります。ただ、ちょとした注意点もあります。


長期保有注意 金利調整額

外国株CFD取引には、ポジションを保有し続けると2つの調整金が発生します。

 

  • 金利調整額
  • 権利調整額

 

金利調整額は、日々発生する調整金で基本的に売りでも買いでも支払となります。銘柄によって金額は違うのですが、1株で1日0.5〜5円程度発生します。株価が高くなるにつれて金利調整額は高くなっています。このため株価の低い「Groupon(グルーポン)」などは1日分で0.07円なので100日保有しても7円と僅かです。

 

どの銘柄でも、数日のポジション保有では気にならない金額です。でも、数ヶ月も保有する運用をする場合はちょっとした負担になるかもしれません。

 

これとは別に、配当金相当を反映する「権利調整額」があります。配当金の大きい銘柄の買いポジションであれば、日々の金利調整額負担は権利調整金である程度相殺できます。逆に、売りポジションの方は金利調整額の他に権利調整額の支払いも発生するので少々注意が必要です。

 

この外国株CFD取引も、うねり取り、サヤ取りの両方ができそうです。ただ、私の手が回らないので今は売買に参加するつもりはありません。

 

あと、CFD取引独自の制度もあります。例えばこういうパターンです。

 

「株式分割が発生すると強制決済を求められることがある。」

 

日本の大企業はほとんど株式分割はしなくなったのですが、米国は大企業でも大胆な株式分割をやることがあります。知らないでいるとビックリするかもしれません。この情報は、CFD取引画面「インフォーメーション」の取引注意銘柄欄で確認できます。

外国株CFD 資金2倍にするシミュレーション

外国株CFDの仕組みをただ書いてもイメージがわかないと思いますので、実際に資金が2倍になるには値がどれくらい動けばよいかを計算してみましょう。先ほどの「Groupon(グルーポン)」を使ってみます。日本でも有名なグルーポンですが、株価は7.74米ドルと低目で推移しています。

 

  • 株価 7.74米ドル
  • 1株の必要証拠金 185円
  • レバレッジ 5倍

 

これがGMOクリック証券CFD取引での取引条件です。「Groupon(グルーポン)」は185円で1株買うことができます。資金が2倍となるには185円の利益を出せばよいので、1米ドル=120円で計算すると以下のようになります。

 

185円 ÷ 120円=1.54米ドル

 

ちなみに「Groupon(グルーポン)」株は、昨年5月くらいより6米ドルを下値抵抗線とするような値動きを繰り返していて、昨年10月末の大陽線発生以後は6ドル後半〜8ドルくらいの幅で動いています。短期売買で2倍にするのは値動き的には可能です。似たような記事ですが、CFD取引のメリットも含めて特徴を以下にてまとめてあります。

 

参考記事:100円からできる外国株CFD 5つのメリット

 

もしかすると、短期売買として人気のあるバイナリーオプションよりも効率は良いかもしれません。

CFD取引比較入門 目次

2015/03/30


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