CFDサヤ取り 失敗の反省とルール整備のための備忘録
水曜日のメルマガまでは、絶好調で良い気になっていたのですが、どうも増長していたようです。その罰が当たってしまいました。結論からいって、水曜日からの売買は失敗でした。今後の教訓とするために、自分なりに敗因をまとめておきます。
7・8合目で撤退できず。南俊二に学ぶFX
予想通り上向いたら大胆に構えて、上り坂の7・8合目辺りで手仕舞うべし。〜南俊二
南俊二は、戦後の三大億万長者と呼ばれた方です。実業家としても有名ですが、資源株を買って大儲けした相場師という側面も併せ持ちます。
若い頃は、相場で失敗してばかりでした。
冒頭の言葉は、波に乗ったら大きく取るという南俊二氏の相場運用の基本を示すものといえます。
7・8合目で引くというところも重要ですね。相場は行き過ぎれば、反動が必ずあるものです。
先日のNYダウの大きな下げも、サヤ取りでNYダウ売りで攻め進んだところまでは良かったのですが「売ってすぐ利益」「売ってすぐ利益」ということを繰り返しているうちに、深く攻め込み過ぎてしまいました。
1回1回の利益自体は小さかったのですが、連戦連勝で気分が高揚していたようです。
水曜日も同様に攻めたのですが、NYダウよりも日経225が崩れだすという始末でポジションがグチャグチャになってしまったので、本日朝方に損きりを実行した次第です。
自分でも驚いたのは、損きりあとに場帖を見直すと「それほど荒れていない」んです。それと共に、「なぜあそこまで攻め続けてしまったのだろう」と反省した次第です。
GMOクリック証券の利益を出しやすい低スプレッドに、私自身がまだ馴れていなかったのかもしれません。
昨年のくりっく株365でのサヤ取りであれば、1日で利益確定までもっていけることは稀です。なので、1日何回転も売買などできません。
でも、GMOクリック証券のCFD取引のスプレッドはくりっく株365の4分の1程度で手数料無料ですので、1日何回転も売買が出来てしまうのです。私自身は、FXでも株でも短期売買はほとんどやらないので、CFDではまってしまうという結果に繋がったようです。
とはいえ、大損というほどの損にはなっておりません・。
1月と2月の利益を吹き飛ばした感じですので、スタートに戻ったというところです。
戒めとして売買ルールメモに以下を追加しておきました。
- 大きな流れに乗るのが原則、短期売買はあくまで例外とする。
- 短期売買のポジションは、長期ポジションの半分とする。
- 短期売買での仕掛けは、1日1回転のみとする。
- サヤ縮小期は、短期で終わるまたはダマシも多いと心得よ。
FXでもCFDでも「得意分野で勝負する」のが楽に勝つための鉄則です。私の得意分野は、「大きな流れに乗る中長期投資」です。
今後は、短期売買はほどほどにして自分の得意分野に集中していくことにします。
仮に、短期売買をすることがあっても「1日1回転」で止めます。仕掛け⇒決済、これでその日の売買は終了させるという意味です。
NYダウー日経225のサヤは、縮小期が短めで拡大期が長目であることはもともとわかっていました。2日前のように急縮小したら反動の急拡大に備えねばならないと頭でわかっていたのに、売買がついていけなかったことが悔しいです。
これらの反省をもとにCFDサヤ取り売買を今後も続けていきます。