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コーン暴落に繋がるかもしれない情勢到来

私が売るタイミングを探している「CFDコーン」で、注目したいニュースが日本経済新聞に掲載されていましたので紹介させていただきます。コーン暴落に繋がるかもしれないニュースです。売買で使うのは、スプレッド業界最狭のGMOクリック証券CFD取引口座です。

 

GMOクリック証券CFD

コーンに投機筋参入 投資家2つの選択肢

2月は相場が下がりやすいという「フェブラリー・ブレイク(2月安)」の慣例を覆し、主要穀物は軒並み高値で推移している。主産地の米国で大豊作となったにもかかわらず、投機資金の流入が相場を押し上げている。

 

トウモロコシや小麦も各地でおおむね豊作だった。麦の16〜17穀物年度の世界期末在庫は2億5000万トン。在庫量を予想需要量で割った在庫率は約15年ぶりの高水準に膨れ上がっている。一方で国際価格は1ブッシェル4.30ドル台で推移し、16年の安値と比べて1割高い。

 

グリーン・カウンティの大元尚之代表は「ファンドなど投機筋の買い戻しが理由」と指摘する。穀物全般の供給過剰にもかかわらず、投機筋は強気だ。資金流入が目立つのがトウモロコシ。投機筋の持ち高は16年末に約11万枚(1枚は5千ブッシェル)の売り越しだったが、2月中旬時点で約8万枚の買い越しになった。

 

中国市場での資金流入も追い風となり、新規買いが増えている。需給を無視した投機筋の動きは不可解にみえる。

 

だが米株など他の金融商品が高値で推移するなか「コモディティーが割安に映った」(住友商事グローバルリサーチの舘美公子シニアアナリスト)。とりわけ穀物はここ数年豊作が続き、過去の相場から見ても割安感が出ていた。

 

大豆やトウモロコシは米国で春以降、作付けが始まる。この時期は天候によって相場が荒い動きとなり、1年で最も価格が上昇しやすい。仮に天候不順となれば、すでに過熱気味の投機資金の流入がさらに加速し、相場が一段と上昇すると予想する声もある。

 

2月25日の日本経済新聞の記事で必要部分を抜粋・加工させて頂きました。

 

薄赤色の単語は、今後のコーン相場をみるうえで重要です。この言葉を中心に簡単に解説させていただきます。

 

主産地の米国で大豊作

 

コーンなど農産物売買において豊作か不作かは最重要ポイントです。豊作⇒価格下がりやすい・不作⇒価格上がりやすい、という流れがあるからです。コーンは大豊作ということなので本来は「価格が下がりやすい」はずなのです。

 

投機資金の流入で高い

 

ところが、ここ数ヶ月のコーンは上昇を続けています。その主因が「投機資金の流入」のようです。

 

コーン在庫率は約15年ぶりの高水準

 

コーンの在庫は、在庫多い⇒価格下がりやすい・在庫少ない⇒価格上がりやすい、という関係にあります。大豊作で在庫も多いのにコーンは上昇していることになります。

 

2月中旬時点で約8万枚の買い越し

 

投機資金がコーンに流入しているのを裏付けているのがこの数字です。コーンが下がりやすいにも関わらず、買いポジションが増加しています。

コーン相場 私の見方

米国での金余りが背景にあり、ここからも上がるかもしれないと期待させてくれる部分もあります。実際、金余り環境で実質的な上昇要因が重なった場合は大暴騰相場になる可能性があります。例えば、春になって天候不順となれば「コーン 凶作」という予測が市場を飛び回り買い方のエンジンがかかったりします。

 

コーン 暴落

投機筋は、そういう状況を狙っているのでしょう。実際、これから彼らはそういう噂を市場に流し始めるでしょう。

 

流す情報は「ちょっとしたこと」で良いんです。

 

市場全体の雰囲気が「上がるかもしれない」となっているときは、大したことがない情報でも尾びれがついて大袈裟に取り上げられたりします。

 

このパターンは、株式相場の買い占めや日本の先物市場で小豆や米であった買い占め相場と似ています。

 

私達、投資家が取るべき道は2つあります。

 

短期勝負で買い方参入

 

まずは、全体の流れにそのまま乗っていくという道です。ここからある程度の上昇は見込めます。

 

その中で短期勝負でいくのであれば利益を狙っていけます。

 

ただ、崩れだしたときにはしっかりと逃げねばなりません。

 

「損きりは嫌だ」とばかりに、踏ん張ると大怪我を負いかねません。。

 

暴騰後の変化をまって売り方参入

 

もう一つは、投機資金の流入によると思われる上げ相場をじっと眺めていて流れが変わったと感じるあたりから売り参入していく道です。

 

上げ続ける相場はありません。

 

どれだけ暴騰しようとも、いずれは下げに転じます。そのときをじっくりと待ってから攻めていくわけです。

 

そして、投機筋の本当の狙いは「手持ち買いポジションを売るため」かもしれません。買いポジションの手持ちを増やしすぎたときに相場を吊り上げて一般投資家を呼び込むというのは、昔からよく使われる手です。

 

「コーンが上げそうだ」と思って参入してきた人々の会ポジションがでてきたら自分たちのポジションをぶつけて清算していくやり方です。

 

いずれも、今後のポイントは米国春の天気です。異常気象気味に推移するようであれば、コーンは大暴騰するかもしれません。私のような売り方が出動するのは、その辺の動きをみてからということになります。

 

なかなか面白くなってきました。

 

2017/02/27


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