FTSE100 CFD取引売買概略
12月からFTSE100の運用を本格化しています。この1年間、CFD取引の特徴や値動きを観察してきました。その準備の一環として何度か何度か連載もしております。そして、1枚の買いポジションを保有したまま数ヶ月放ったらかしにもしておりました。
準備がほぼ整ったので、最初の本格売買ポジション100枚をを数日前に保有しています。
FTSE100では、2つの口座を使い分けていきます。その特徴と使い分けのポイントは、数日までの下記記事にまとめています。
参考:FTSE100比較 くりっく株365とGMOクリック証券CFD
今後も少しづつ売買をしながらポジションを乗せていく予定です。
配当+変動利益を狙う
この売買の概略をご紹介します。
FTSE100は、英国株価指数のことです。この魅力の一つは「高配当」です。レバレッジ1倍でも3〜4%の配当金が発生します。CFD取引は、高レバレッジの取引ができるためレバレッジ3倍程度で買いポジションを保有するだけで年間10%程度の利回りを狙うことも可能となります。
株価指数値も相応に動きます。私がこれから行うFTSE100売買は、「配当+変動利益」の両方を狙っていくことにしています。
こう書くと、何か新しい売買をする感じがするかもしれません。
でも、やっていくことはFXと同じなんですよね。FXでやっているサヤすべり取りをFTSE100売買にも使っていきます。
基本的には、「FXでのスワップ投資の応用形」ということになります。
- FXのスワップ⇒FTSE100の配当
- FXの為替差益⇒FTSE100の変動利益
こう置き換えて頂ければ「なあんだ」と感じるかもしれませんね。
私は、もともと商品先物でやっていたことをFXに応用して10年以上やってきました。今度はそれをFTSE100売買にも活かしていくわけです。
磨いた技術は一生使えます。今まで通りにやっていきます。
2つの口座の役割
CFD口座は、FXと違って口座によってその仕組に大きな差があります。その大まかな部分は先ほどの比較ページでもまとめました。
円建て英ポンド建ての違いから始まり、レバレッジ・配当時期の違いなど売買対象が同じないのに、制度がまるで違いますね。
でも、「まるで違う」ところに「使い分け」と「その差を利用した収益源」の妙味があります。
- FXのスワップ投資のような運用法
- スワップポイントサヤ取りに近い使い方
などなど、いろいろな使い方ができます。配当回数が多いくりっく株365口座は、基本的に「買い中心で放置口座」とする予定です。
一方、手数料無料でスプレッドも狭く配当金もそれほど気にしなくて良いGMOクリック証券口座は、「売り」も「買い」も行います。こんな感じで、大まかな仕組みと売買ルールを決めてポジションを持ち始めました。
最初の重要ポイント 慣れるまではレバレッジ低目
いつものことですが、「慣れるまではレバレッジ低目」が基本です。当面、くりっく株365・GMOクリック証券CFD取引共にレバレツジ2倍以内程度を上限としています。
最初は安全に初めて、慣れるにしたがってリスクを上げていきます。安全に続けていくための「当たり前」ともいえる手順でいきます。
当たり前のことを当たり前にやって勝つのが私の基本でもあります。
レバレッジ2倍って、FXに慣れている方からすると「なんぜそんなに安全運転なの?」と笑われてしまいそうですね。
でも、実はそうでもないんです。FXと株は値動きが違うからです。
その参考例が株式で高リスクで有名な信用取引です。信用取引が高リスクといっても、レバレッジに換算すれば最大3倍程度のものなのです。
この程度のレバレッジでも、昔から信用取引で破産したなんて話は株式投資ではよく聞く話です。それだけ、株式投資系は値動きが激しいということでもあります。
特に暴騰・暴落時の株価変動は、FXの比ではありません。
FXでのレバレッジ3倍は安全にやる目安のようなところがありますが、その基準は投資対象によって全く違うものになります。新分野の投資をする際には、この辺の理解はとても大切となります。
ここ数年のFTSE100は、株価指数のなかでは値動きが落ち着いていて変動も大きくない傾向にあります。でも、いつ大きく動き出すかはわかりません。もしかするとレバレッジ2倍でも高すぎるかもしれません。
これからの売買も、ブログにて公開していく予定にしています。興味のある方に少しでも参考になればと思っております。